腰痛の原因を理解したうえで腰痛体操などの対策や治療法、妊娠中の腰痛の基礎知識を身につけましょう
腰痛の症状がある人は、日本人の約8割にものぼると言われています。これほど、たくさんの方が苦しみ悩んでいる腰痛はどこからくるのか、原因は何なのでしょう?腰痛の原因は、二つに分けることが出来きます。内的要因ともう一つは、外的要因です。年齢を重ねるとともに体の筋肉が減少し、正常な姿勢でいる事が困難になるものを内的要因といい、長時間に渡る、パソコンなどのデスクワークで猫背になったり、無理な姿勢から来るものを外的要因といいます。それ以外の腰痛の原因として考えられるのは、更年期障害などです。詳しく説明すると更年期障害から来る腰痛は、エステロゲンと呼ばれる卵胞ホルモンは少なってくると、老化による筋力の衰えと合わさり、腰痛の原因となると言われています。腰痛は慢性化するとなかなか治りにくいので、原因となるものを回避するよう日ごろから心がけるようにしましょう。腰痛の予防対策として、手軽に出来るのは入浴でしょう。入浴すると、水の力によって身体全体が軽くなり、腰の痛みも血液の循環がよくなる事で、和らぎます。お湯は、38度くらいがちょうどいいのですが、少しぬるいくらいの温度の方が長時間入浴することも可能ですし、リラックス効果もあるので、好みのお湯の温度にすることをお勧めします。
腰痛体操をすれば、痛みも軽くなり、腹筋や背筋も鍛える事ができますので、まずは、軽めの簡単な腰痛体操をやってみましょう。腰痛体操は、自分のペースで無理せず、行うようにしてください。もし、痛みがある場合は、安静にしてその日は、腰痛体操を休んでください。基本的に腰痛体操は腹筋と背筋をバランスよく整えて痛みを和らげていきます。時間的に余裕がある方は、朝、起きてからと、夜、寝る前に体操しましょう。腰痛ベルトをお持ちの方は、腰痛ベルトを使った腰痛体操もあります。腰痛ベルトを着用する際は、腰骨からこぶしひとつ分離れたところに、ベルトを巻くようにして下さい。ベルトを使用した腰痛体操の基本は、ヒザを曲げないで足をきちんと床につけて行ってください。腰痛ベルトの代わりとしてタイヤのチューブを代用することも可能です。
腰痛の治療は、色々やり方がありますが、理学療法の温熱療法が一般的ではないでしょうか?温熱療法は腰痛の箇所を暖めて血行を良くすることで、筋肉のハリを軽くし、痛みを軽減する腰痛の治療法です。そのほかですと、コルセットを使った装具治療やなどもあります。病院以外での腰痛治療で、有名なのがカイロプラティック治療です。カイロプラティック治療は、施術と同時にその人が持っている自然治癒力を活かして腰痛を治療する方法です。それ以外の治療といえば、腰痛に効果がある消炎鎮痛剤や神経の損傷を修復する働きがあるビタミン剤などが処方されたり、筋弛緩剤や精神安定剤を処方される場合もあるようです。腰痛の原因はわかっているのに、なかなか傷みが治らない時は、神経ブロック治療といって、一時的に痛みを伝える神経に直接麻酔をする治療法があります。
妊娠するとお腹が大きくなる為に、歩く時に体の状態を後ろに反らしたような姿勢になってしまいます。こういった無理な姿勢で歩いたりしていると、無理な負担が腰にかかってしまい、腰痛になる妊婦さんが多いようです。また、ホルモンの働きによって、骨盤の歪みなどもでてくることで、内臓が下に下がり、その影響で腰に負担が掛かる事もあるようです。さらに、お腹の中の赤ちゃんが大きくなるにつれて、その重さもあるので、妊娠するとほとんど方が、腰痛に悩まされていると思います。でも、妊娠時の腰痛は、一般的な腰痛とは違い、一時的なものなので、出産すると時間とともに、痛みがなくなるようです。妊娠中は、運動不足になりがちなので、スイミングなどで、無理なく腹筋や背筋を鍛えるようにしましょう。